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トラクターの中古相場|馬力別・メーカー別に336件を調査


トラクターの中古相場|馬力別・メーカー別に336件を調査
📑 目次

※本記事はプロモーションを含みます。

トラクターの中古は、掲載サイト1つで数えた336件が57,000円〜1,749万円(税込)、中央値1,219,950円でした。

馬力帯別の中央値は、20馬力未満が78万円、20〜30馬力が145万円、30〜50馬力が253万9,900円です(2026年10月18日取得)。

「何馬力なら、いくらくらいか」「メーカーで値段は違うのか」。

そんな方に向けて、自分で数えた掲載データを、馬力別・メーカー別・使用時間別に並べます。

先に答え。トラクターの中古(2026年10月18日取得)

UMMの掲載336件(税込)
価格の幅57,000円〜17,490,000円
中央値1,219,950円
馬力帯別の中央値20馬力未満780,000円・20〜30馬力1,450,000円・30〜50馬力2,539,900円・50馬力以上3,880,000円
メーカー別の件数クボタ140件・ヤンマー95件・イセキ68件・三菱20件・ほか13件
使用時間同じ馬力帯なら、500時間未満の帯の中央値がいちばん高い

出品者が付けた掲載価格です。成約した価格ではありません。

手元の機械を売る側の方へ。上の金額は出品者が付けた売値で、買い取りの金額とは別物です。自分の機械の金額を知りたいときは、複数社に見積もりを聞く入口へ進んでください。

私は飼料と畜産資材の代理店営業を13年やりました。

トラクターを買った経験はありません。

だから体験談は書かず、数えたデータと公式の資料を整理する立場で書きます。

トラクターの中古相場(早見表:馬力別)

一覧の「馬力」の欄に書かれた数字で分けました。

馬力帯件数最安最高中央値
20馬力未満109件147,000円1,980,000円780,000円
20〜30馬力未満115件57,000円4,500,000円1,450,000円
30〜50馬力未満49件451,000円6,600,000円2,539,900円
50馬力以上24件980,000円17,490,000円3,880,000円
馬力の記載なし39件59,400円4,092,000円858,000円
全体336件57,000円17,490,000円1,219,950円

30馬力未満が224件で、全体の3分の2を占めます。20馬力未満の109件は、最高でも198万円でした。

価格帯で見ると、こうなります。

価格帯(税込)件数
50万円未満42件
50万円〜100万円未満98件
100万円〜200万円未満118件
200万円〜300万円未満42件
300万円〜500万円未満27件
500万円以上9件

336件のうち140件が100万円未満、258件が200万円未満です。

どう数えたか

使ったのは中古農機市場UMM(ummkt.com)です。

2026年10月18日に、分類「トラクター」の一覧(351台)を最後のページまで取得しました。

状態が「中古」で価格の数字があるものが345件でした。

そこから9件を除いて、336件を数えました。

除いたのは、出品の表示が「商談中」の8件と、メーカー欄はクボタでも別のメーカーの銘の機械だった1件(TZ210。説明文の書き出しが「HITACHIトラクターTZ210」)です。

型式の欄に「本体のみ」とある掲載は、作業機の付かないトラクター本体なので数えています。

馬力と使用時間は、一覧の欄に書かれた数字をそのまま使いました。

型式からの推測はしていません。

これは出品者が付けた掲載価格で、成約した価格ではありません。

1つのサイトの1日分です。

保管場所は三重県81件・新潟県57件・栃木県42件などで、上位3県で半分を超えます。

メーカー別の相場

メーカー件数最安最高中央値
クボタ140件236,000円11,770,000円1,535,000円
ヤンマー95件57,000円5,830,000円951,000円
イセキ68件89,100円5,797,000円1,098,900円
三菱20件263,340円3,980,000円633,435円
ほか(ヒノモト・マッセイファーガソンなど)13件59,400円17,490,000円840,000円

この表は、メーカーの優劣を示すものではありません。

載っている馬力も、使用時間も、台数も違うからです。

同じ馬力帯どうしで比べるには、次の表を見てください。

メーカー別の詳しい記事もあります。

馬力帯×メーカーの表

同じ馬力帯どうしで、件数と中央値を並べます。

馬力帯クボタヤンマーイセキ三菱
20馬力未満38件・990,450円36件・727,500円23件・699,930円9件・540,000円
20〜30馬力未満54件・1,549,800円41件・1,380,000円15件・1,274,000円4件・1,273,900円
30〜50馬力未満26件・2,660,000円7件・2,099,900円14件・2,235,500円2件(588,000円・3,980,000円)
50馬力以上11件・4,280,000円3件・3,800,000円7件・3,704,800円0件

どの馬力帯でも、この日の掲載ではクボタの中央値がいちばん高くなりました。

ただし、型式の新しさや使用時間が違うので、数字の差をそのままメーカーの差とは読めません。

同じ馬力なら、使用時間が短いほど高い

使用時間(アワーメーター)の記載があったのは336件のうち322件で、2〜4,257時間、中央値は519時間でした。

馬力帯ごとに、使用時間の帯で中央値を比べます。

馬力帯500時間未満500〜1,000時間未満1,000時間以上
20馬力未満880,000円(72件)559,900円(27件)720,000円(1件)
20〜30馬力未満1,589,700円(62件)1,280,000円(36件)950,500円(16件)
30〜50馬力未満3,990,000円(12件)2,660,000円(12件)1,725,000円(23件)
50馬力以上11,770,000円(3件)5,797,000円(5件)3,129,550円(16件)

20〜30馬力と30〜50馬力では、使用時間が長い帯ほど中央値がはっきり下がる並びになりました。

30〜50馬力の場合、500時間未満の399万円に対して、1,000時間以上は172万5,000円です。

馬力の大きい機械ほど、使用時間の長い掲載が多くなります。

50馬力以上の24件のうち16件は、1,000時間以上でした。

買う前に確かめること

使用時間と整備の状況

クボタは「中古農機の購入をご検討の方へ」で、アワーメータ・整備状況・取扱説明書の有無・購入先の4つを確かめるよう案内しています。

使用年数が同じでも、使用時間で機械の状態が違う、とも書いています。

部品がいつまで出るか

井関農機の「よくあるご質問」は、日本農業機械工業会のガイドラインとして、トラクターの補修用部品の供給年限を製造打ち切り後12年としています。

全ての部品がその年限でなくなるわけではない、とも書かれています。

古い型式を買うときは、部品がまだ出るかを販売店に聞いてください。

三菱のトラクターを検討する場合は、三菱マヒンドラ農機が2026年9月30日に農業機械事業を終え、部品と保証の窓口が変わっている点も知っておいてください。

詳しくは三菱マヒンドラ農機の解散・撤退にまとめました。

安全フレームとシートベルト

農林水産省の「個別農業機械別留意事項」は、機械の転倒・転落による事故が多いとして、安全フレームか安全キャブを付けられる機械はできるだけ付け、あわせてシートベルトも着用するよう求めています。

今のトラクターを手放すなら

代理店の営業で農家を回っていたころ、「この機械、金になるかね」と聞かれることがありました。

機械の金額は、型式と状態を見た業者にしか出せません。

今回数えたのは「売りに出ている価格」で、買取の金額とは別です。

買取業者が公表している実績はトラクター買取の相場にまとめました。

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申し込みの前に知っておきたい点は農機具買取査定君の使い方に書きました。

よくある質問

Q. トラクターの中古相場はいくらですか?

A. 2026年10月18日にUMMで数えた336件は57,000円〜17,490,000円、中央値は1,219,950円でした。

馬力帯別の中央値は、20馬力未満780,000円・20〜30馬力1,450,000円・30〜50馬力2,539,900円・50馬力以上3,880,000円です。

掲載価格であり、成約した価格ではありません。

Q. 20馬力の中古トラクターはいくらですか?

A. 同じ日のUMMの掲載で、馬力の欄がちょうど20馬力だったのは20件で、57,000円〜1,680,000円、中央値1,090,000円でした。

20馬力をふくむ「20〜30馬力未満」の帯は115件で、中央値1,450,000円です。

年式や使用時間で値段が大きく変わるので、幅で見てください。

Q. 中古のトラクターは、どのメーカーが安いですか?

A. このデータからは言えません。

メーカー別の中央値はクボタ1,535,000円・ヤンマー951,000円・イセキ1,098,900円・三菱633,435円でしたが、馬力・使用時間・型式の新しさが違います。

同じ馬力帯どうしの表で見てください。

Q. 使用時間は何時間までなら安心ですか?

A. 何時間なら安心、という公的な基準は見つかりませんでした。

今回の掲載では、20〜50馬力の帯で、使用時間が長いほど中央値が下がっていました。

時間だけでなく、整備の状況と部品が出るかを合わせて確かめてください。

Q. トラクターの耐用年数は何年ですか?

A. 国税庁の耐用年数の表では、農業用設備は7年です。

これは減価償却に使う年数で、機械が使える年数を示すものではありません。

まとめ

  • トラクターの中古は、UMMの掲載336件で57,000円〜17,490,000円、中央値1,219,950円
  • 馬力帯別の中央値は20馬力未満78万円・20〜30馬力145万円・30〜50馬力253万9,900円・50馬力以上388万円
  • メーカー別はクボタ140件・ヤンマー95件・イセキ68件・三菱20件。同じ馬力帯どうしで見る
  • 20〜50馬力では、使用時間が長い帯ほど中央値が下がる
  • 買う前に、使用時間・整備の状況・部品がまだ出るか・安全フレームを確かめる

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参考文献・出典

UMM以外のページは2026年10月18日に開いて確認しました。

価格と掲載内容は変わります。

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この記事は、農業と畜産を営む家で育った経験と、飼料営業として担当エリアの現場で見聞きしたことに基づいています。 個別の経営判断は、必ず担当の税理士・士業・JA・農業委員会等にご相談ください。

この記事を書いた人

さんぼう君

実家は農業と畜産。その実家の「売り先が限られている/やり方次第でもっと稼げるはず」 という課題を追ううちに、畜産・農業経営の知識を深く積み上げてきました。 現場で学んだ「リアルな農業経営」を、業界外の人にもわかる言葉でお伝えしています。

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