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ヤンマーのコンバイン中古相場|条数別の価格を25件で調査


ヤンマーのコンバイン中古相場|条数別の価格を25件で調査
📑 目次

※本記事はプロモーションを含みます。

ヤンマーのコンバインの中古は、掲載サイト1つで数えた25件が81,000円〜650万円(税込)、中央値438,900円でした。

いちばん多いのは2条刈りの12件で、中央値は409,450円です(2026年10月12日取得)。

「2条や3条の中古はいくら見ておけばいいか」「今のコンバインはどこに出せばいいか」。

そんな方に向けて、自分で数えた掲載データと、ヤンマー公式の資料を並べます。

先に答え。ヤンマーのコンバインの中古(2026年10月12日取得)

UMMの掲載25件(税込)
価格の幅81,000円〜6,500,000円
中央値438,900円
いちばん多い条数2条刈り12件。中央値409,450円
いちばん多い価格帯50万円未満が13件
除いた掲載2件(田植機が1件、説明文がクボタの機械だったものが1件)。価格が応談・SOLDの掲載は0件

出品者が付けた掲載価格です。成約した価格ではありません。

手元の機械を売る側の方へ。上の金額は出品者が付けた売値で、買い取りの金額とは別物です。自分の機械の金額を知りたいときは、複数社に見積もりを聞く入口へ進んでください。

私は飼料と畜産資材の代理店営業を13年やりました。

コンバインを買った経験はありません。

だから体験談は書かず、数えたデータと公式の資料を整理する立場で書きます。

ヤンマーのコンバイン中古相場(早見表)

条数別の件数・最安・最高・中央値です。

条数件数最安最高中央値
2条刈り12件81,000円2,439,800円409,450円
3条刈り6件148,500円714,780円311,190円
4条刈り2件1,499,300円2,680,000円2件のため出さない
5条以上(5条2件・6条2件)4件2,500,000円6,500,000円4,246,000円
条数の記載なし1件292,600円292,600円—
全体25件81,000円6,500,000円438,900円

価格帯で分けると、次のとおりです。

価格帯(税込)件数
50万円未満13件
50万円〜100万円未満5件
100万円〜200万円未満1件
200万円〜300万円未満3件
300万円〜500万円未満2件
500万円以上1件

25件のうち18件は100万円未満でした。

どう数えたか

使ったのは中古農機市場UMM(ummkt.com)です。

2026年10月12日に、分類「コンバイン」の一覧(143件)を最後のページまで取得しました。

メーカー欄が「ヤンマー」で状態が「中古」の掲載は27件です。

このうち2件は、説明文を読むとヤンマーのコンバインではありませんでした。

型式YR8DAは説明文に「ヤンマー田植機」とあり、型式WR460は説明文に「クボタ 4条 コンバイン WR460」とあります。

この2件を除いた25件を数えました。

価格が「応談」の掲載と、SOLD・商談中の表示がある掲載も除く決まりです。

この日のヤンマーには、どちらもありませんでした。

条数は、掲載に書いてあるものをそのまま数えています。

条数の欄に記載があったのが16件、説明文に「◯条刈」とあったのが8件、どこにも記載がなかったのが1件です。

型式からの推測はしていません。

これは出品者が付けた掲載価格で、成約した価格ではありません。

1つのサイトの1日分で、件数も25件と多くありません。

別の日や別のサイトでは数字が変わります。

条数別の相場

2条刈りは8万〜244万円(12件)

中央値は409,450円です。

50万円未満が7件、50万円〜100万円未満が4件、200万円台が1件でした。

200万円台の1件はYH223(2,439,800円・194時間)です。

残りの11件はGCが9件、AJが2件で、81,000円〜858,000円に収まっています。

最安の81,000円はGC222で、整備状況の欄が「未整備」でした。

使用時間は12件すべてに記載があり、193〜514時間、中央値は387.5時間です。

3条刈りは15万〜71万円(6件)

中央値は311,190円です。

6件のうち5件が50万円未満でした。

型式はGC328が2件、GC325・GC335・CA230・CA300SGが1件ずつです。

GC328の2件は、題に「ジャンク品」「部品取り用」と書かれていました(279,950円と329,780円)。

使用時間は395〜973時間、中央値は486.5時間です。

4条刈りは2件で150万円と268万円

AG460が1,499,300円(726時間)、AE439が2,680,000円(175時間)です。

2件しかないので、中央値は出しません。

AE439は、掲載の自走可否の欄が「自走不可」でした。

25件のうち自走不可はこの1件です。

5条以上は4件で250万〜650万円

5条刈りが2件、6条刈りが2件です。

5条はYH570の2件で、3,993,000円(1,197時間)と4,499,000円(570時間)でした。

6条はGC980が2,500,000円(1,081時間)、YH6101が6,500,000円(711時間)です。

GC980は、掲載の題に「汎用コンバイン」と書かれています。

新品の公式価格と並べると

ヤンマーの製品ページに載っているメーカー希望小売価格(税込)から、5つを抜き出します。

価格は輸送費などで地域によって異なることがある、と注記されています。

条数型式メーカー希望小売価格(税込)価格の時点
2条YH214AH・YH214A2,684,000〜3,080,000円2025年12月現在
2・3条YH217A・YH220A・YH320A3,597,000〜4,686,000円2025年12月現在
2・3条YH223A・YH323A4,796,000〜5,346,000円2025年12月現在
3・4条YH325R・YH333R・YH440R・YH452R6,336,000〜9,944,000円2026年4月現在
6条YH610117,776,000〜21,912,000円2026年4月現在

新品の2条は2,684,000円からです。

2条の中古12件は、すべてこれより安い掲載でした。

型式も仕様も違うので、差額をそのまま「得」とは読めません。

型式の記号で見る価格帯

型式の先頭の英字でまとめました。

掲載に出てきた記号だけを載せます。

記号件数掲載価格(税込)中央値条数の内訳
GC15件81,000〜2,500,000円380,000円2条9件・3条4件・6条1件・記載なし1件
YH4件2,439,800〜6,500,000円4,246,000円2条1件・5条2件・6条1件
AJ2件512,050円・731,500円—2条2件
CA2件148,500円・292,600円—3条2件
AE1件2,680,000円—4条1件
AG1件1,499,300円—4条1件

GCが15件で、全体の6割を占めます。

6条のGC980(2,500,000円)を除いた14件は、81,000円〜858,000円でした。

YHの4件は、すべて240万円以上です。

ヤンマー公式で確かめられた型式

クボタには、型式を入れると販売開始年と発売当時の価格が出る「販売年度検索」があります。

ヤンマーの公式サイトでは、同じような検索を見つけられませんでした。

ニュースリリースとお知らせから確かめられたのは、次の3つです。

型式中古の掲載ヤンマー公式で確かめられたこと
YH6101(6条)6,500,000円・711時間2017年11月1日発売。発売時のメーカー希望小売価格は12,140,000〜15,540,000円(税抜)。いまも製品ページに載っている
AE439(4条)2,680,000円・175時間2015年のリリースに「2010年にAEシリーズとして3・4条刈りコンバインの発売を開始」とある。AE439だけの発売時期と価格は確認できなかった
GC221(2条)380,000円・438,900円2011年のリコールのお知らせに、対象車(通称名GC221)の製作期間が「平成10年11月11日〜平成12年4月20日」とある

リコールのお知らせには、製作期間は購入の時期とは異なる、とも書かれています。

そのほかの型式(GC218・GC219・GC222・GC223V・GC325・GC328・GC335・GC980・GC215G・AJ218・CA230・CA300SG・AG460・YH223・YH570)は、販売の時期も発売時の価格も公式では確認できませんでした。

確かめられなかったので、ここには書きません。

使用時間と価格

使用時間(アワーメーター)は、25件すべてに記載がありました。

164〜1,197時間で、中央値は473時間です。

使用時間件数掲載価格(税込)中央値
300時間未満7件292,600〜2,680,000円658,350円
300〜600時間未満12件81,000〜4,499,000円358,245円
600〜1,000時間未満4件329,780〜6,500,000円944,625円
1,000時間以上2件2,500,000円・3,993,000円—

全体で見ると、時間の長い帯に高い掲載が入っています。

600時間以上の6件のうち4件が、4条以上の機械だからです。

使用時間が長いほど高い、という意味ではありません。

同じ条数の中で比べられるのは、2条と3条だけでした。

使用時間2条の中央値3条の中央値
300時間未満658,350円(5件)—(0件)
300〜600時間未満380,000円(7件)286,275円(4件)
600〜1,000時間未満—(0件)359,865円(2件)

2条は、時間の短い帯のほうが中央値が高くなりました。

3条は逆の並びです。

3条の6件には「ジャンク品」「部品取り用」と書かれた2件が入っていて、件数も少ないので、このデータから使用時間と値段の関係は言い切れません。

整備状況の欄は21件が空欄で、「未整備」が2件、「未整備 動作確認済」が2件でした。

「整備済み」と書かれた掲載はありません。

クボタの中古と並べると

前の日に、同じサイト・同じ数え方でクボタを数えました。

同じ条数どうしで並べます。取得日が1日違います(クボタは2026年10月11日、ヤンマーは10月12日)。

条数クボタ(10月11日)ヤンマー(10月12日)
2条刈り22件・中央値1,040,000円12件・中央値409,450円
3条刈り21件・中央値1,329,900円6件・中央値311,190円
4条刈り18件・中央値2,819,950円2件(1,499,300円・2,680,000円)
全体69件・中央値1,430,000円25件・中央値438,900円

クボタの数字は、当サイトが10月11日に数えた値です。

載っている型式も使用時間も台数も違うので、この表は「この2日間に、このサイトに出ていた掲載の並び」として見てください。

メーカーの優劣を示す表ではありません。

クボタの型式別の価格帯と販売の時期は、クボタのコンバイン中古相場にまとめています。

買う前に確かめること

ヤンマーが中古の購入について書いていること

ヤンマーアグリジャパンは2025年8月に「中古農機のご購入を検討される方へ」という文書を出しています。

要点は3つです。

  1. 外観からは状態がわかりにくい。購入後に不具合が判明するケースがある
  2. 改造や改ざんがあると、サービスを断られることがある。純正品以外の部品の使用、不正な改造、計器類の改ざんなどが挙げられている
  3. 信頼できる販売業者を選ぶ。実物の動作や保証内容を確認してから買うことをすすめている

部品がいつまで出るか

ヤンマーの「修理・部品のご案内」によると、コンバインの部品の供給年限は製造打ち切り後9年です。

年限を過ぎると、一部の共用部品を除いて在庫限りの販売に移り、その後は販売終了になります。

古い型式を買うときは、部品がまだ出るかを先にヤンマーの販売店に聞いてください。

在庫の問い合わせ先は最寄りの販売店、と案内されています。

農林水産省の留意事項

農林水産省の「個別農業機械別留意事項」は、コンバインなど穀物用収穫機の中古についてこう書いています。

  • 安全装備の状態と、取扱説明書の有無を確認する
  • 適切な整備を行っているものを購入するか、適切な整備を行う
  • 中古農業機械査定士など、第三者の評価を参考にする
  • 引き渡しのときに、機械の操作と安全装置の説明を受ける

農研機構は、自脱型コンバインの安全装備として、手こぎ作業時の緊急停止装置、カッタの防護、カッタ自動停止装置、オーガ排出口の防護を紹介しています。

現物を見るときは、この4つが付いているか、動くかを確かめてください。

今のコンバインを手放すなら

代理店の営業で農家を回っていたころ、「この機械、金になるかね」と聞かれることがありました。

機械の金額は、型式と状態を見た業者にしか出せません。

今回数えたのは「売りに出ている価格」です。

買取の金額はこれとは別で、掲載価格から逆算はできません。

下取り・買取業者・処分の違いと、手放したあとの廃車申告はコンバインの買取と処分にまとめました。

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よくある質問

Q. ヤンマーのコンバインの中古相場はいくらですか?

A. 2026年10月12日にUMMで数えた25件は81,000円〜6,500,000円、中央値は438,900円でした。

中央値は2条が409,450円、3条が311,190円です。

掲載価格であり、成約した価格ではありません。

Q. 中古のヤンマーのコンバインは、何時間くらい使われたものが多いですか?

A. 25件の使用時間は164〜1,197時間で、中央値は473時間でした。

300時間未満が7件、300〜600時間未満が12件、600〜1,000時間未満が4件、1,000時間以上が2件です。

Q. ヤンマーの中古の年式はどう調べればいいですか?

A. UMMの掲載には年式の欄がありませんでした。

ヤンマーの公式サイトでは、型式から販売の時期を調べる検索を見つけられませんでした。

その機械が作られた年は、出品者かヤンマーの販売店に聞いてください。

Q. コンバインの耐用年数は何年ですか?

A. 国税庁の耐用年数の表では、農業用設備は7年です。

これは減価償却に使う年数で、機械が使える年数を示すものではありません。

まとめ

  • ヤンマーのコンバインの中古は、UMMの掲載25件で81,000円〜6,500,000円、中央値438,900円
  • 中央値は2条409,450円・3条311,190円。4条は2件(約150万円と268万円)、5条以上は4件で250万円から
  • 15件がGCで、6条の1件を除く14件は858,000円以下。YHの4件はすべて240万円以上だった
  • 買う前に、実物の動作・保証の内容・部品がまだ出るか・安全装備を確かめる

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参考文献・出典

下記のページを2026年10月12日に開いて確認しました。

価格と掲載内容は変わります。

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この記事は、農業と畜産を営む家で育った経験と、飼料営業として担当エリアの現場で見聞きしたことに基づいています。 個別の経営判断は、必ず担当の税理士・士業・JA・農業委員会等にご相談ください。

この記事を書いた人

さんぼう君

実家は農業と畜産。その実家の「売り先が限られている/やり方次第でもっと稼げるはず」 という課題を追ううちに、畜産・農業経営の知識を深く積み上げてきました。 現場で学んだ「リアルな農業経営」を、業界外の人にもわかる言葉でお伝えしています。

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