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クボタ田植機の中古相場|81件と公式の販売年で見る


クボタ田植機の中古相場|81件と公式の販売年で見る
📑 目次

※本記事はプロモーションを含みます。

クボタの田植機は、中古の掲載サイト1つで数えた81件が11,500円〜398万円(税込)、中央値58万円でした。

型式をクボタ公式の「販売年度検索」で調べると、販売終了が2015年以降の型式は中央値1,409,100円、2005〜2009年に販売を終えた型式は389,000円です(2026年10月14日取得)。

「この型式はいつごろの機械なのか」「4条と6条でいくら違うのか」。

そんな方に向けて、自分で数えた掲載データと、クボタ公式に載っている販売期間を並べます。

先に答え。クボタの田植機の中古(2026年10月14日取得)

UMMの掲載81件(税込)
価格の幅11,500円〜3,980,000円
中央値580,000円
条数別の中央値4条580,000円・6条699,930円・8条559,900円
多い型式の記号SPU 22件・NSU 17件・NW 10件
販売終了の時期別の中央値2005〜2009年 389,000円/2010〜2014年 499,975円/2015年以降 1,409,100円

出品者が付けた掲載価格です。成約した価格ではありません。販売期間はクボタ公式「販売年度検索」の表示です。

手元の機械を売る側の方へ。上の金額は出品者が付けた売値で、買い取りの金額とは別物です。自分の機械の金額を知りたいときは、複数社に見積もりを聞く入口へ進んでください。

私は飼料と畜産資材の代理店営業を13年やりました。

田植機を買った経験はありません。

だから体験談は書かず、数えたデータと公式の資料を整理する立場で書きます。

クボタの田植機の中古相場(早見表)

条数件数最安最高中央値
2条植え1件390,000円——
3条植え1件500,000円——
4条植え24件11,500円1,580,000円580,000円
5条植え5件225,000円1,580,000円580,000円
6条植え31件78,980円2,659,800円699,930円
8条植え19件229,900円3,980,000円559,900円
全体81件11,500円3,980,000円580,000円

4条・6条・8条で74件です。

8条の中央値が6条より低いのは、8条19件のうち11件が、2012年までに販売を終えたNSU87だったからです(下の型式の章で数字を出します)。

価格帯別の件数です。

価格帯(税込)件数
30万円未満11件
30万円〜50万円未満22件
50万円〜100万円未満26件
100万円〜200万円未満14件
200万円以上8件

最安の11,500円は、題に「ジャンク」とある4条の歩行型(S1-40DS)です。

どう数えたか

使ったのは中古農機市場UMM(ummkt.com)です。

2026年10月14日に、分類「田植機」の一覧(153件)を最後のページまで取得し、1件ずつ詳細ページも開きました。

メーカー欄が「クボタ」で状態が「中古」のものが83件あり、そのうち説明文の書き出しが「ヤンマー」だった2件(RJ5とRG8)を除いて、81件を数えました。

条数は、掲載の条数の欄か説明文に書かれたものをそのまま使いました。

型式からの推測はしていません。

これは出品者が付けた掲載価格で、成約した価格ではありません。

1つのサイトの1日分です。

保管場所は新潟県36件・三重県28件で、2県で81件の8割近くを占めます。

全メーカーを合わせた相場は田植機の中古相場|条数別・メーカー別に151件を調査にまとめています。

型式の記号で見る価格帯

クボタの田植機は、型式の頭の英字で系列が分かれます。

81件で多かった記号を並べました。

販売期間は、クボタ公式の「販売年度検索」で、同じ記号の型式が販売されていた期間です。

記号件数条数掲載価格(税込)中央値公式の販売期間
SPU22件4条11・6条10・5条178,980〜825,000円409,650円2000〜2014年
NSU17件8条11・6条5・5条1229,900〜769,780円492,800円2006〜2012年
NW10件6条5・8条4・5条11,059,000〜3,980,000円2,490,000円2018〜2025年(掲載の型式。後継のNW60Nなどは販売中)
ZP7件6条4・4条1・5条1・8条1225,000〜1,399,200円980,000円2014〜2020年(6件)
EP5件6条2・8条2・4条1380,000〜1,519,100円725,780円2011〜2020年
AW4件4条3・5条11,480,000〜1,580,000円1,580,000円2019年〜販売中
JC4件4条3・3条1180,000〜500,000円398,000円2002〜2011年
WP4件6条3・8条1747,780〜1,482,800円854,890円2013〜2022年

いちばん多いSPUとNSUは、どちらも2014年までに販売を終えた系列で、39件の掲載価格はすべて85万円未満でした。

一方、2018年以降に出たNWは10件すべてが100万円を超えています。

ZPの1件(ZP87-16)は、公式の検索に同じ型式名が出なかったので、販売期間からは外しています。

件数の多かった型式

2件以上あった型式です。

発売当時の価格は、クボタ公式「販売年度検索」の表示(税別)です。

型式条数件数掲載価格(税込)公式の販売期間発売当時の価格(税別)
NSU878条11件229,900〜599,940円2006〜2012年2,600,000〜2,944,000円
SPU45P4条7件380,000〜580,000円2004〜2008年955,000〜1,193,000円
SPU6006条5件199,100〜369,930円2003〜2006年1,720,000〜1,820,000円
SPU450P4条4件660,000〜825,000円2008〜2014年1,230,000〜1,382,000円
SPU6506条4件78,980〜420,000円2003〜2006年1,950,000〜1,990,000円
AW44条3件1,480,000〜1,580,000円2019年〜販売中1,260,000〜1,625,000円
JC44条3件180,000〜398,000円2002〜2006年598,000円
NW6S6条3件1,059,000〜2,380,000円2018〜2024年2,770,000〜3,822,000円
WP60D6条3件747,780〜1,482,800円2013〜2022年1,850,000〜2,460,000円

NSU87の11件は、すべて使用時間の記載がありました(261〜685時間)。

発売当時の価格(税別)が260万円以上だった8条の機械が、掲載では23万〜60万円で並んでいました。

公式の注記によると、販売年度検索は過去に発売したすべての製品を載せているわけではなく、表示は発売当時の情報で、価格は税別です。

いまの新品の値段は、販売店に確かめてください。

販売終了が新しいほど、掲載価格は高かった

81件のうち76件は、型式が公式の販売年度検索に出てきました。

販売を終えた年で分けると、こうなります。

公式の販売終了件数掲載価格(税込)中央値
2004年まで3件11,500〜380,000円199,100円
2005〜2009年20件78,980〜580,000円389,000円
2010〜2014年24件229,900〜825,000円499,975円
2015年以降24件225,000〜3,980,000円1,409,100円
販売中5件1,480,000〜2,060,000円1,580,000円
公式の検索に出ない5件779,900〜1,299,100円880,000円

販売終了が新しい帯ほど、中央値が上がりました。

2014年までに販売を終えた型式の47件は、すべて85万円未満です。50万円前後で探すなら、2010年前後に販売を終えた型式が中心になる、と読めます。

公式の検索に出なかった5件は、P450が3件、ZP87-16が1件、NS65IT5Rが1件です。

NS65IT5Rは、説明文には「ZP65IT5R」と書かれていました。

販売中の5件は、AW4が3件、AW5が1件、WD6が1件(使用時間21時間・2,060,000円)でした。

使用時間と価格

使用時間(アワーメーター)の記載があったのは81件のうち50件で、2〜767時間、中央値は351.5時間でした。

記載があったのは6条28件・8条19件・5条3件で、4条の24件にはひとつも記載がありません。

使用時間件数掲載価格(税込)中央値
300時間未満20件199,100〜3,980,000円1,410,100円
300〜500時間未満20件114,950〜1,519,100円529,925円
500時間以上10件78,980〜1,780,000円459,910円

300時間未満の帯には、NWやWDなど新しい型式が多く入っています。

時間だけでなく、型式の販売時期と合わせて見てください。

買う前に確かめること

クボタが挙げる4つのチェックポイント

クボタは「中古農機の購入をご検討の方へ」で、次の4つを挙げています。

  1. アワーメータ:使用年数が同じでも、使用時間によって機械の状態が違う
  2. 整備状況:整備済みか、未整備か。未整備のまま売られている機械もある
  3. 取扱説明書:安全な取り扱いと農作業に欠かせない
  4. 購入先:状態を評価でき、アフターサービスも任せられる農機販売店からの購入をすすめている

今回の81件では、4条の掲載に使用時間の記載がありませんでした。

気になる機械は、出品者に聞いてください。

農林水産省の留意事項と安全装備

農林水産省の「個別農業機械別留意事項」は、田植機の中古について、安全装備の状態と取扱説明書の有無を確かめ、整備されたものを買うか整備を行うこと、中古農業機械査定士など第三者の評価を参考にすること、引き渡しのときに操作と安全装置の説明を受けることを求めています。

農研機構は、田植機の安全装備として、降りたまま手動で走行操作ができる装置(比較的小型の乗用型に装備したものがある)と、運転者が席を離れると植付け爪が止まる「植付け爪インターロック」(2027年度以降の安全性検査の合格機に装備)を紹介しています。

古い型式には付いていないことがあります。

部品と運び方

井関農機の「よくあるご質問」は、日本農業機械工業会のガイドラインとして、田植機の補修用部品の供給年限を製造打ち切り後9年と書いています。

全ての部品がその年限でなくなるわけではない、とも書かれています。

2014年までに販売を終えた型式を買うときは、部品がまだ出るかを先に販売店に聞いてください。

乗用田植機は道路を乗って走れず、トラック等に載せて運ぶ必要がある、と井関農機は案内しています。

運ぶ手段と費用も、買う前に決めておいてください。

今の田植機を手放すなら

代理店の営業で農家を回っていたころ、「この機械、金になるかね」と聞かれることがありました。

機械の金額は、型式と状態を見た業者にしか出せません。

今回数えたのは「売りに出ている価格」で、買取の金額とは別です。

買取業者が公表している実績と、売ったあとの廃車申告は田植機の買取相場にまとめました。

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よくある質問

Q. クボタの田植機の中古相場はいくらですか?

A. 2026年10月14日にUMMで数えた81件は11,500円〜3,980,000円、中央値は580,000円でした。

条数別の中央値は4条580,000円・6条699,930円・8条559,900円です。

掲載価格であり、成約した価格ではありません。

Q. クボタの田植機の型式から、いつごろの機械か分かりますか?

A. クボタ公式の「販売年度検索」に型式名を入れると、販売開始と販売終了の年、発売当時の価格(税別)が出ます。

過去のすべての製品が載っているわけではありません。

今回の81件では76件が見つかりました。

Q. 中古で多いクボタの田植機は?

A. 今回の81件では、SPU(22件)とNSU(17件)が多く、どちらも2014年までに販売を終えた系列でした。

新しい系列のNWは10件で、すべて100万円を超えていました。

まとめ

  • クボタの田植機の中古は、UMMの掲載81件で11,500円〜3,980,000円、中央値580,000円
  • 条数別の中央値は4条580,000円・6条699,930円・8条559,900円
  • 公式の販売終了が2015年以降の型式は中央値1,409,100円、2014年までの型式の47件はすべて85万円未満
  • 多いのはSPU(2000〜2014年)とNSU(2006〜2012年)。NW(掲載の型式は2018〜2025年。後継は販売中)は全件100万円超
  • 買う前に、アワーメータ・整備状況・取扱説明書・部品がまだ出るか・運ぶ手段を確かめる

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参考文献・出典

UMM以外のページは2026年10月15日に開いて確認しました。

価格と掲載内容は変わります。

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この記事は、農業と畜産を営む家で育った経験と、飼料営業として担当エリアの現場で見聞きしたことに基づいています。 個別の経営判断は、必ず担当の税理士・士業・JA・農業委員会等にご相談ください。

この記事を書いた人

さんぼう君

実家は農業と畜産。その実家の「売り先が限られている/やり方次第でもっと稼げるはず」 という課題を追ううちに、畜産・農業経営の知識を深く積み上げてきました。 現場で学んだ「リアルな農業経営」を、業界外の人にもわかる言葉でお伝えしています。

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