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管理機の買取相場はいくら?公表実績63件は5,000円〜40万円


管理機の買取相場はいくら?公表実績63件は5,000円〜40万円
📑 目次

※本記事はプロモーションを含みます。

管理機の買取相場は、買取業者2社の公表実績で5,000円〜40万円です(2026年10月5日確認)。

乗用管理機を除くと、5,000円〜15万円に収まっていました。

「うね立てに使っていた管理機は売れるのか」「耕運機とは別の扱いなのか」。

そんな方に向けて、業者が自社サイトに載せている買取実績を全ページ取得して数えました。

先に答え。管理機の買取相場

・農キングの掲載56件は3万円〜40万円。乗用を除く53件は3万円〜15万円で、10万円以上は12件

・農機具高く売れるドットコムの掲載7件は5,000円〜18万円。乗用を除く6件は5,000円〜7万円

・同じ型式でも、4万円の例と10万4,000円の例があります。型式だけでは決まりません

・「管理機」か「耕運機」かの呼び方は、メーカーでも買取業者でも分かれます。伝えるのは名前より型式です

私は飼料と畜産資材の代理店営業を13年やりました。

農家を回っていると「この機械、金になるかね」と聞かれることがありました。

ただ、私は管理機の整備や査定の専門家ではありません。

だからこの記事では、自分の感覚で金額を語らず、業者が公表している数字だけを並べます。

この記事で分かること

  • 管理機の買取相場(2社の公表実績63件をメーカー別・価格帯別に整理)
  • 管理機と耕運機の呼び分け(メーカー公式の分類と、買取業者の扱い)
  • 値段が付きやすい条件と、査定の前に調べること
  • 値が付かなかったときの処分と、訪問買取の注意点

管理機の買取相場。2社の公表実績を数えた

使ったのは、自社サイトに買取実績を載せている2社です。

どちらも、載っている実績はその業者がその時点で買い取った例であり、相場を保証するものではありません。

農キングの56件(うち乗用管理機3件)

農キングは買取実績を機種の分類ごとに公開しています。

「管理機」の分類(5ページ・52件)、「乗用管理機」の分類(1ページ・1件)、「耕耘機」の分類(9ページ・106件)を最後のページまで開きました。

題名に「管理機」とある実績は、3つの分類を合わせて56件です(耕耘機の分類の中にも3件ありました)。

買取日は2023年1月〜2026年8月で、2025年以降が31件です。

題名に「乗用管理機」とある3件を除いた53件を、価格帯で分けます。

買取額件数
3万円台12件
4万〜5万円台15件
6万〜9万円台14件
10万円以上12件(最高15万円)

メーカー別では次のとおりです。

メーカー名は題名の表記で分けました。

メーカー件数最小最大
クボタ19件3万円15万円
ヤンマー13件3万円10万4,000円
イセキ10件3万円13万円
関東農機4件7万円15万円
三菱4件4万2,000円7万円
オーレック・ホンダ・マメトラ各1件3万円(ホンダ)8万円(マメトラ)

15万円の3件は、題名が「クボタ 管理機+マルチ張り FTR70」「関東農機 管理機+マルチャー KK7」「クボタ 管理機 TA700N-SC」でした。

ねぎ用のクボタ FTN800 は、2023年と2024年の2件がどちらも10万円です。

乗用管理機の3件は、ヤンマー A-10V が40万円、ヤンマー A-10D が3万円、ホンダ FJ900 が3万円でした。件数が少ないので、幅として読むのは難しい数字です。

56件の中に、3万円未満の実績は1件もありません。

安い取引を載せていないのか、取引自体が無いのかは、ページからは分かりません。

掲載店は福島・茨城・宮城・山形・四国の5店で、同社の店舗一覧にあるのは岩手を加えた6店です。

なお同社は、管理機の案内ページで「ねぎ管理機 ¥3,000~¥150,000」「マルチャー管理機 ¥3,000~¥150,000」「うね成型管理機 ¥3,000~¥100,000」という買取相場も載せています。

独自に調べた相場と自社の実績から算出した、という説明です。

農機具高く売れるドットコムの7件

同社は品目別・メーカー別のページに買取実績を載せています。取扱い商品一覧からたどれる73ページを全部開き、重複を除いた実績194件のうち、品名に「管理機」とあるものを拾いました。7件です。

掲載されている品名(要約)状態買取金額
ヤンマー A-10D アグリカ 乗用管理機一般中古180,000円
クボタ 管理機 TS450WN一般中古70,000円
三菱 管理機 MM707S(ロータリー一体型マルチャー付)一般中古60,000円
ヤンマー MRT650RZ 管理機 耕運機一般中古20,000円
イセキ 管理機 KCR63-SDU一般中古10,000円
クボタ 管理機 TR60一般中古10,000円
イセキ 管理機 KCR63一般中古5,000円

買取日は2026年5月〜9月です。

7件と少ないので、「この会社の管理機はこの幅」とまでは言えません。

乗用のヤンマー A-10D は、農キングでは3万円(2026年8月)、こちらでは18万円(2026年7月)でした。

同社は「買取実績はあくまで一例」「お値段が付かないものもございます」と注記しています。

同社のよくある質問では、耕運機・管理機の買取相場を「5,000円〜10万円前後」としています。

なお、同社には「管理機 買取」という題のページもありますが、そこに買取実績の掲載はありませんでした。

同じ型式でも、金額は倍以上ちがう

農キングの実績には、同じ型式が2回出てくる例があります。

型式(題名の表記)安いほう高いほう
ヤンマー YK650MR4万円(2023年8月)10万4,000円(2026年8月)
イセキ KSX650-2W4万円(2026年2月)10万円(2024年11月)
関東農機 KK77万円(2025年8月)15万円(2025年4月・マルチャー付き)

ヤンマー MRT650RZ は、農キングで3万円と5万円、農機具高く売れるドットコムで2万円でした。型式を検索して出てきた1件の金額を、自分の機械に当てはめないほうが安全です。

新品の希望小売価格と並べると

メーカーの公式サイトで、同じ型式名が現行の商品として載っているものがありました。

型式メーカー公式の表示(税込)公表されている買取実績
クボタ ねぎ管理機 FTN800メーカー希望小売価格 444,400〜451,000円10万円(農キング・2件)
クボタ ニューウネマスターJr. TS350WN・TS450WNメーカー希望小売価格 303,600〜336,600円TS450WN が7万円(農機具高く売れるドットコム)
ホンダ サ・ラ・ダ FF300(LT2)価格 209,550円FF300 が3万円(農キング)

買い取られた機械の年式や仕様は、実績のページからは分かりません。

「新品の何割で売れる」という計算はできないので、並べるだけにとどめます。

管理機と耕運機の違い。呼び方はメーカーでも分かれる

「管理機で申し込むのか、耕運機で申し込むのか」で迷う方へ。

メーカー公式の商品分類を開いて確かめました。

メーカー公式サイトの分類名
クボタ「ミニ耕うん機」/「管理機・テーラー・耕うん機」/「管理機用アタッチメント」
ヤンマー「ミニ耕うん機・管理機」/「乗用管理機」
イセキ「家庭用ミニ耕うん機・管理機・耕うん機」/「乗用管理機」
ホンダサイト全体が「耕うん機」。その中に「一輪管理機 FR316」「汎用管理機 F530」

4社とも、管理機と耕うん機を同じ売り場に並べています。

クボタは選び方のページで、テーラーを「耕うん機よりも軽量で、比較的ラクに取り回しできます」、耕うん機を「ディーゼルエンジンを搭載しており、重量が重くけん引力があるため、面積の大きいほ場に向いています」と説明しています。

管理機には、うねづくり・マルチ・中耕・土揚げなど、作業ごとの機種が並んでいます。

買取業者の側も、線引きは一定ではありません。

農キングは「ホンダ 管理機 FF300」という題で実績を載せていますが、説明欄には「機種名 : 耕耘機」とあり、ホンダの公式サイトでは耕うん機のラインアップに入っています。

農機具高く売れるドットコムは「耕運機・管理機」を1つのページで扱っています。

呼び方で悩むより、型式を伝えるほうが早いということです。耕運機として売る場合の実績と、小さな機械をまとめて出す考え方は耕運機の買取相場に書きました。

値段が付きやすい条件。業者が公表していること

農機具高く売れるドットコムは、耕運機・管理機の査定ポイントを3つ挙げています。

エンジンの動作状態。スムーズに始動するか、アイドリングが安定しているか、異音や過度な白煙・黒煙が出ていないか。変速がスムーズかも見るとしています。

外観と駆動部の状態。サビや塗装の剥がれ、ロータリーの爪の摩耗や欠け、駆動ベルトのひび割れや緩みを確認するそうです。

アタッチメントや付属品の有無。同社は、畝立て器や培土器、移動車輪などが「揃っているとプラス査定に繋がりやすい」と書いています。取扱説明書や工具、保証書も同じ扱いです。

農キングも、マルチ(マルチャー)・培土器・畝立て器・堀取機といったアタッチメントの買取を行っていると案内しています。

上の実績でも、15万円の3件のうち2件は題名に「マルチ張り」「マルチャー」が入っていました。管理機は、作業機を外さずに一緒に査定へ出すのが筋です。

売る時期について、農機具高く売れるドットコムは「春先から5月頃」をすすめています。

農作業シーズン前で中古の需要が高まる、という説明です。

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申し込みフォームの機種の選択肢は「トラクター」「コンバイン」「田植え機」「その他」で、管理機の名前はありません。

対象になるかは、「その他」を選んで申し込むときに確かめてください。

使う前の注意点は農機具買取査定君の使い方にまとめました。

査定の前に調べておくこと

農キングは、電話でおおよその価格を出すには「機械の機種、型式、使用時間は、必ず必要になります」と答えています。

出張査定の前は、メーカー・型式・状態が分かれば伝えてほしい、分からなくても大丈夫、という案内です。

  • 型式:機体の銘板や取扱説明書で確認する
  • 付いている作業機:培土器・畝立て器・マルチャーなどの名前と数
  • 状態:エンジンがかかるか、爪が回るか、異音があるか

同社は、ローンの残債がある管理機は買取できないとも答えています。

査定の段階で書類は不要で、成立したら本人確認書類を見せ、同社の書類に署名・捺印する流れです。

管理機以外の農機具もまとめて査定・買取してもらえるかという質問に、同社は「一式査定は大歓迎」と答えています。

ほかの機械の幅はトラクター買取の相場、田植機の買取相場、草刈機の買取相場にまとめました。

古い管理機・動かない管理機は売れるのか

農機具高く売れるドットコムは、耕運機・管理機を扱うページで、20年以上前の古い耕運機や、壊れて動かない耕運機でも「大歓迎」と公表しています。

爪が回らない、エンジンがかからない、キズや汚れがひどい耕運機も買取対象として挙げています。

農キングは「ほとんどの管理機は買取りする事ができます」と答えています。

ただし、引き取りに費用がかからないのが基本としつつ、解体が必要な場合や処分費用がかかるものは別途費用が発生する場合がある、とも書いています。

農機具高く売れるドットコムは、処分する場合の費用を「5,000円〜20,000円程度が一般的」としています。

お金を払う前に、査定で値が付くか確かめる。

順番はこれで十分です。

値が付かなかったときの処分

農業で使っていた管理機は、家庭ごみとして出せない場合があります。

和歌山県海南市は、農業ごみの産業廃棄物の例に「農業用機械(草刈り機、噴霧器、トラクター等)」を挙げ、家庭用ごみ袋で集積所に出せないと案内しています。

作物を売って収入を得ていれば、個人農家でも事業活動にあたるという説明です。

家庭菜園で使っていた機械の扱いは、市町村ごとに違います。

お住まいの市町村のごみ分別ページで確認してください。

許可業者に頼む流れは農機具の処分方法5つに書きました。

税金については、愛知県あま市が、乗用でないもの(歩行型農作業機など)は軽自動車税の課税対象ではないと案内しています。

乗用の小型特殊自動車は、路上を走るかどうかに関係なく毎年4月1日現在の所有者に課税されます。

ナンバーが付いた乗用管理機を売ったら、廃車の申告が必要か、市町村の税務担当に確かめてください。

訪問買取で気をつけること

業者が家に来て買い取る取引は、特定商取引法の「訪問購入」にあたる場合があります。

消費者庁の案内では、この法律が適用される取引について次のルールが示されています。

  • 事業者は、勧誘を頼んでいない相手の自宅などで勧誘してはいけない、と書かれています。査定だけを頼まれたのに、査定を超えて勧誘することも法に抵触するとされています
  • 法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリング・オフができます
  • クーリング・オフ期間内は、物品の引き渡しを拒むことができます

ただし、例外が2つあります。

1つは、対象から外れる物品に「自動車(二輪のものを除く)」があること。

もう1つは、「営業のため、又は営業として締結するもの」には法律が適用されないことです(法第58条の17)。

乗用管理機がこの「自動車」に入るのか、農業で使っていた機械の売却がどう扱われるのか。

ここは私には判断できません。

迷ったら消費者ホットライン188に聞いてください。

法律で守られるかどうかに関係なく、「その場で決めない」「その場で渡さない」は自分でできます。

断り方は農機具買取トラブルの型5つと防ぎ方。公的資料で整理にまとめました。

よくある質問

Q. 管理機と耕運機、どちらの名前で申し込めばいいですか?

A. メーカーの公式サイトでも、同じ売り場に並んでいます。

農機具高く売れるドットコムは「耕運機・管理機」を1つのページで受け付けています。

名前より、型式を伝えてください。

Q. 型式や製造年が分かりません。

A. 農キングは、どこを調べたらよいか相談してほしいと答えています。

電話でおおよその価格を出すには、機種・型式・使用時間が必要だという説明です。

Q. すぐには売りません。相場だけ聞けますか?

A. 農キングは、現在の買取価格の相場を出すこともできると答えています。

あわせて「価値はだんだんと下がっていきます」とも書いています。

Q. 査定してもらって売らなかったら、費用はかかりますか?

A. 農キングは「売買不成立でも完全無料」、農機具高く売れるドットコムは出張費・査定料などの手数料は0円としています。

まとめ

  • 管理機の買取相場は、2社の公表実績63件で5,000円〜40万円。乗用を除く59件は5,000円〜15万円
  • 農キングの53件(乗用を除く)は、3万円台から10万円以上まで、ほぼ均等に散らばっている
  • 同じ型式でも金額は倍以上ちがう。作業機が付いているかも題名から読み取れる差のひとつ
  • 「管理機」か「耕運機」かは、メーカーでも業者でも分かれる。型式を控えて、複数社に聞く

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参考文献・出典

本記事の金額と制度は、下記のページを2026年10月5日に開いて確認しました。

買取実績はその業者がその時点で買い取った例で、相場を保証するものではありません。

掲載内容も変わります。

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この記事は、農業と畜産を営む家で育った経験と、飼料営業として担当エリアの現場で見聞きしたことに基づいています。 個別の経営判断は、必ず担当の税理士・士業・JA・農業委員会等にご相談ください。

この記事を書いた人

さんぼう君

実家は農業と畜産。その実家の「売り先が限られている/やり方次第でもっと稼げるはず」 という課題を追ううちに、畜産・農業経営の知識を深く積み上げてきました。 現場で学んだ「リアルな農業経営」を、業界外の人にもわかる言葉でお伝えしています。

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